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イギリス労働党党首選でのコルビン氏の政策は反新自由主義 [雑感]

70年代末のサッチャー政権以来30数年間、
保守反動、新自由主義のトップランナーとして走り続けてきたイギリスで、
これほど徹底した左翼らしい左翼のリーダーが、
労働党内の選挙であれ勝利したのは初めてではないか。
コルビンの掲げている政策をみていくと、
まず先行したギリシャのシリザ政権と同じく
緊縮財政政策をやめると宣言している。
そしてこれまでさんざん優遇されてきた
富裕層や大企業への課税の強化(累進性の再強化)や、
サッチャリズムの代名詞でもあった民営化を否定し、
鉄道やエネルギーなどの公共性の高い事業の再国有化を唱えている。

日本と同じく切り捨てられてきた社会福祉予算の復活、
大学の授業料の無償化なども掲げる。
要するに新自由主義サッチャリズムの全否定
妥協なき全面方向転換である。
さらに驚きなのは外交・安全保障政策でも
180度の大転換を図ることを掲げていることだ。
まず対米追従をやめる。
ウクライナ問題でロシアは不当に非難されているとして(これは真実である)
、ロシア制裁の隊列から距離を置く。
さらに米国の事実上の戦争機械であるNATOから離脱する。
米国に背中を押されて始めたシリアへの空爆を中止する。
まさに、今、日本の安倍政権が向かおうとしている方向と
真逆の方向に転進しているのである!
当然、これまでの「物分かりのよい」
(つまりは煮え切らず権力や資本の要求に妥協的)
日本の民主党の歩みとも正反対である。
もう英労働党は日本のこれまでの民主党のお手本だった
ブレアの労働党ではなくなったのだ.
アベノミクスと称して米国のバーナンキのやった後を追い、
アホのような金融緩和(QE)を行っている
日本の金融政策にもコルビンは批判的だ。
バブルマネーを膨らませるのではなく、
インフラ投資などの実体経済へカネが回るようにする
”People’s QE”(人々のための金融緩和策)を行うという。
IWJ健康のためのブログより
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